通知表の上げ方 思考

成績ってどうやってあげるの?

前回は知識を上げる方法をお話しさせていただきました。

今回は思考の上げ方です。

テストでいうと70点から100点の部分となります。

特に勉強をよくする生徒も80~90点はとりますが、

90点以上とるのは難しいようです。

私たちから見ても90点以上とる生徒は応用力があるなと思います。

それでは、応用力や思考力はどうすれば身につくのでしょうか?

それはずばり質問力です。

質問にも段階があります。

保護者の方もお子様にわからないことは先生に質問しなさいとよく言われると思います。

しかし、この質問するというのが難しいのです。

勉強して、知識を得ないと、自分のわからないところがどこなのかがわかりません。

何が分からないか分からない、という生徒はまずは勉強して必要な知識を覚えましょう。

そうすると、自分のわからないところがはっきりしてきます。

その上でこのような質問をしてください。

●これとこれの違いはなんですか?

●自分はこういう答えになるのですが、どこが間違えているのですか?

●解答の解説を見ると、ここまでは分かるのですが、なぜこうなるのですか?

などなど。「なぜ?」と考えて、それを質問することが応用力、思考力を鍛える良い方法です。

思考力が身につけるためにはまずは知識を得る勉強をして、そのうえで何がわからないかを

質問できることが応用力、思考力をつけるために必要です。

80点前後で足踏みしている生徒の多くはわからないところを考えないで、暗記してしまいます。

質問するより暗記するほうが楽ですからね。

しかし、100点をめざす生徒はしっかり考えて、自分のわからないところが質問できるように

なりましょう。そうすれば通知表の思考がAになります。

次回は主体性をAにする方法をお話しさせていただきます。